qooh's diary

TV Devotee

ONE NIGHT LIVE STAND on Feb. 27 Part 2

中: 早速ですけれど、今日の1曲目、
要: その前に待ってよ。僕らはせっかくこのOne Night Live Standに出るというので、お土産持って来たのですよ。お土産は何かといいますと、栗饅頭、じゃなくってジングル。番組のジングルを2ヶ月前から作ってずっと待っていたのですよ。
中: 絶対に作っていない。
要: 今日はOne Night Live Standのジングル、これから行ってみたいと思うのですけど、そしてその曲に続いて僕らのファースト・シングルをご紹介していこうかと思いますけれど、
中: 結局生放送何も決まっていないのですが。
要: あ、そうですか。
ディレクターの方から大きな丸を頂きました。それではOne Night Live Standのジングル。

(One Night Live Stand Jingle)
シュガーはお年頃

中: 1981年5月にリリース、スターダスト・レビューのデビュー曲、「シュガーはお年頃」でした。

中: まずはスターダスト・レビューのヒストリーのコーナーから行きたいと思います。
要: 先ほどの1981年の5月私達はデビュー致しまして、翌月6月にここNHKのオーディションにやってきた訳です。その当時一緒に出たバンドの人達、1970年代の後半はアイドル全盛の時代だったのですが、音楽的なミュージシャン達をもっと排出しようという動きがあり、そこでバンドのデビューが多かったのです。ちなみにですね、そのオーディションの日に訪れたバンド達は、私達がいましたけれど、JWALK、Hound Dog、Roosters、それから大沢誉志幸さんもいらっしゃいました、Cloudy Sky。藤山一郎先生に私達は聞いて頂きました。ちなみにですね、その当日は9時集合だったのですが、誰一人9時には現れず、ロックバンドですからね、そこに9時ぴったりに現れたのがスターダスト・レビュー
中: 偉いじゃないですか。
要: 今思い起こせば505スタジオで一番いいところを君達にあげようと、僕達はひな壇の一番高いところにセッティング致しまして、その次に現れたのがJWALKでした。私達の右隣がJWALK、その隣がHound Dog、後から来たRoostersとCloudy Skyは本当に下のフロアで演奏しました。
中: でも一発で合格したのですか?
要: 皆受かりました。オーディション落ちたのは嘉門達夫くらいしかいないのでは。みんな一応セット組んでいるので、一応演奏すれば。それで合格すると、オーディションを受かったということでNHKの番組に出させて頂くのです。僕達が初めて出させてもらったのは、「あなたの歌謡曲」一般視聴者から作曲、作詞、楽曲を作ってプロの人が唄うという。私達は「香港Cutie Girl」という曲を依頼されまして割とノスタルジックな雰囲気に。当時スターダスト・レビューは先ほどのブギウギみたいな影響が強かったのですが、そういうアレンジをしてくれというので。
中: ということで、要さんの話を聞いているとヒストリーのコーナーが終わってしまうので、
要: 以上です。スターダスト・レビュー、ヒステリーでした。
中: そこで噛んじゃってんの。 普通でしたら、お一人ずつなんで楽器を始めたのか聞くのですが、25年でしょう、6人でしょう、無理なので。
要: こういうのはどう?スターダスト・レビュー中村貴子の出会い。
82年ですか、83年ですか、私達は確かスキー場でイベントがあったのですね。その時、女の子5人のバンドが目の前にいたのです。僕達はですね、「あ、こういうバンドがデビューするのだ」とリハーサルを一生懸命見ておりました。そのバンド名はですね、ラブ・ポーションでしたね。私達は何気にリハーサルを見ていたらですね、その当時のマネージャーさんがいらっしゃってですね、僕らが一生懸命見ていたので気になったのでしょうね。僕らのところに来て、「ラブ・ポーションのマネージャーです。お願いですから彼女達には手を出さないで下さい。」と凄い釘をさして行った。
中: そういう目で見てもらっていたのだ。
要: その当時の中村貴子はですね、テンガローハットみたいのを被ってね、
中: はい、こんなことやっているとヒストリーがなくなってしまうので。
要: まくね。
中: 埼玉の音楽サークルで出会った皆さんが、81年のさっきの曲でデビューした訳なのですけれども、発売の日に既に伝説だったとか。伝説の歴史を今日はやって行こうと思うのですが、
要: そうだよ。81年の5月4日に神戸の商船大学で学園祭をやっていたのだよ。デビュー前の日だ。その日、終わって東京に帰ってくるってことで、僕達は東名高速をビューっと上って来た訳ですよ。当時はオイルショックで日曜日はガソリンスタンドが開いていなった。そのまま東京方面に向っている夜中、明け方、5時くらいでしたかね、海老名サービス・エリアの直前、2KM手前くらいでガス欠を起こしまして。
中: どうしたのですか?
要: 僕らのデビューの日ですよ。僕らは寝ていた訳ですが、あの時はVOHが運転していて「緊急事態発生!」
中: VOHさん的にはメーターが見えて、EMPTYになって行った。
VOH: あまり考えていなかった。
要: こいつが僕らをドツボに落としたのですよ。
VOH: 酷いな。
要: それ以来パーカッションは格下に。それで2KM手前で僕らがそこで止まって、とにかくガソリンを買わなければならないので、海老名までガソリンを買いに行くことになったのですよ。ガソリンを買いに行く前にもう少しだから押そうではないか、と皆で押したのです。一応体重が一番軽い寺田が運転席に行って僕らは後ろでエッチラオッチラ押したのです。ところが、その時既に今を暗示していたのですね。上り坂だったのです。だから500Mくらいで断念しましてここでジャンケンしてガソリンを買いに行こうではないか、と。僕と寺田が負けて海老名のサービス・エリアまで行ってガソリンを買って来たのです。朝5時ですよ。トラックとかバンバン走っている時ですから、もしあのまま追突されていたのなら僕達はデビューアルバムからして、黒い襷が掛かって追悼盤として出たのです。危なかったな。
中: デビュー日がそれですからね。
要: 今を暗示していましたね。
中: 25年後に番組でネタとして云うことになるとは。
要: そういうことを事実として私はお話させて頂いているのでけれど。